みなさんこんにちは。
いつもSKYCLEANのブログをご覧いただきありがとうございます。

今回は各所のクリーニングをご依頼いただいたなかで、設備機器がありましたので、そのクリーニングを始める段階、『養生』についてご紹介したいと思います。

■養生って？

ここでご紹介する『養生』というのは、周辺を汚れや衝突から守るために保護しておくことです。

養生に使用する資材はたくさんあるのですが、今回は養生テープを使用しました。

養生テープは皆さんも馴染みがあるかも知れませんが、実は奥が深い資材で使い方、使用場所も多岐にわたります。

簡単にですがコチラにまとめたのでご覧ください↓

■基本の基

養生は作業を始める前に行う基本の基。ここがしっかりしておかないと完璧には仕上がりません。

この養生の手順・ポイントを説明していきたいと思います。
（今回は消火ベルの一般的な方法を説明）

①ベルの音響部分の保護
消火ベルの音響部分は、養生中に傷つかないように保護する必要があります。
ベルの音響部分をカバーするために、柔軟性のあるビニールシートやクッション材がよく使われます。

②ベルの可視性を確保
養生カバーを設置する際は、ベルの可視性を妨げないように気をつけます。
透明なビニールシートを使用するか、ベルの上部を露出させることで、ベルの位置を明確にしておく必要があります。

③養生材料の固定
養生材をしっかりと固定します。テープ等を使用して、風や振動による移動を防ぎます。

④作業者の安全確保
養生作業中、関係者以外がベルに近づかないように注意しておきます。

⑤養生後の確認
養生が完了したら、クリーニング作業の開始です。

条件や物によっては上記の作業でも省くことができる場合があります。

下記の写真のように、少し古いタイプの消火ベルでは、内部にあり人目につきにくい場所に設置されており、消火ベル自体のクリーニングだったので、壁面を汚さないように養生する程度で作業しました。

■養生は手を抜かずに

今回は『養生』について簡単にご紹介しました。
基本の基である養生の手を抜くと、クリーニングし終わっても汚れを落としきれていなかったりして二度手間三度手間になったりもします。

養生に関わらず、基本の基は当たり前でも、当たり前だからこそ確実にしましょう。

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